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サヨナラ



友達が一人、この世を去りました。



その子とは特別連絡を取り合ったりする仲ではなかった。

でも、友達。

数か月前、13年ぶりに会ったところだった。


突然、この世から、いなくなってしまいました。





悲しいとか、悔しいとか、苦しいとか

なんだか色んな感情が体の中を駆け巡り、

体が寒くなって、鳥肌が立って、

呆然として、

涙が出ました。



あたしにその死を止める事はできなかったと思う。

何かしてあげる事なんてなかったと思う。

してあげるってこと自体、おこがましいことだって思う。

でも、何もできなかった事に空しくなったり。


そう、あたしはこの13年間、連絡を取るような事は殆どなかった。

だから、友達がどうやって生きていたのかさえ、殆ど知らない。


でも、友達と思っているし、そう思っていてくれたと思うから、

その死を受け入れたくなかった。

信じられなかったし、信じたくなかった。




その死を責めるつもりもない。

今、楽になって、空の上で、大好きなお酒を飲んでいるのなら、

それで良かったのかもしれない。

でも、あたしは、この世で一緒にまた、飲みたかった。





自分勝手かもしれない。

自分が苦しいし悲しいから、

もう、友達に急にいなくなって欲しくない。

だから、あたしが守れる人は守りたいと思う。




こんな言い方ってひどいかもしれないけど、

13年間連絡もとらず、友達と言っても、

お互いに心底の心通わす友達ではなかったと思う。

そんな友達が死んで、こんなに悲しいのなら、

あたしは、出来るだけ、死なないように生きていこう。

そう思った。




小学生の頃、

あたしが今死んでも悲しむ人なんていないんだろうな。

誰か悲しんでくれるのかな。

そんな事を考えるような、暗い子だった。


いるんだと思った。

両親より先に死んだら、

親は、そら、悲しくて仕方ないだろう。

兄弟だって、辛いだろう。

親戚だって、泣くに違いない。

友達だって、そんなに多くないと自負してるけど、

その友達はめいっぱい悲しい思いするんだろう。

今まで一緒に働いてきた仲間だって、なんでって思ってくれる筈。


そう思ったら、

他人にそんな気持ちになって欲しくなくって、

死なないように生きなきゃって。




あたしはこの世で、もう少し生きて、

おばあちゃんになる頃まで生きて、

そして、空の上で会いたいと思う。

あたしはよぼよぼのしわだらけのおばあちゃんかもしれないけど、

あなたの好きな、あたしも好きなお酒を

一緒に飲もう。

あっはっはって笑いながら、

くだらない話をしよう。


それまで、空の上で、元気でいてね。


by xxxmegmegxxx | 2008-11-01 22:24 | 生まれる感情 

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